こんにちは!GIFTVOXプロモーションチームです。
弊社は配信・映像を主軸とした業務を行っておりますが、最近はライブコマースの制作・配信が多くなってきています。
某最大手アパレル企業、家電企業、コーヒーチェーン店 etc…と、皆様絶対に知っているあの企業様のライブコマースを実は受け持っているんです。
ライブコマースは生配信を見ながらその場で商品についての質問や購入を行えるのが強みですが、対応している配信プラットフォームも様々です。
しかし、多くの企業様がメインPFとは別に、同時にInstagramへの配信を行うことが多いのです。ユーザーも多いですし無料でライブが可能ですからね。ただInstagramでは配信画面上に直接商品ページに飛べるボタンを置いたりは出来ないので、メインPFへの誘導目的なことがほとんどです。
そこで本日はAIチャットボットを使用したInstagramのライブコマース活用方法をご紹介します!
チャットボットとは?
チャット+ロボット=チャットボットです。
大雑把に言うと、AIを使用した自動返信システムといったところでしょうか。
色々なサイトで画面端あたりに「チャットで質問する」のようなポップアップが出てくるのを見かけたことがあるんじゃないでしょうか。
実際にチャットを開始すると、選択肢が出てきたり、特定のワードに反応して即座に返信が来ます。
そういった自動返信機能をInstagram等のSNSでも簡単に使用できるんです。
Manychatとは?
そこで活用したいのがManychatというサービスです↓
こちらのサービスを使用して、Instagramのダイレクトメッセージ・リールへのコメント・ライブにコメント等をしてくれた人に自動でメッセージを送信することが可能です!
ライブにコメントをしてくれた人に対して自動でダイレクトメッセージを送ることができ、メッセージの内容は自由に編集できるので、他PFへの配信URLや商品購入URL、限定クーポンのURL等 好きな内容を送信できます。
「特定のキーワードをコメントしてくれた人限定で返信する」という設定もできるので、特定の人に絞ってメッセージを送ることも可能です。
これらの機能を利用して、Instagramライブコマースでの集客アップを見込めるかもしれません!
基本的な使い方
ここではInstagramでの使用を想定します。
こちらからManychatのページに飛び、「GET START」をクリックします。
登録
まず登録の際にはfacebookアカウントが必要になります。
facebookでログイン後、アドレスも必要になります。
アドレス入力後指示に従っていくと、アンケート画面になるので答えていきます。
ブラウザで日本語に翻訳しておくとわかりやすいかもしれません。
アンケート回答が終わるとプラットフォーム選択が出てくるので今回はInstagramを選択します。
Instagramログイン画面になるのでログインします。
その後無料プランか有料プランのトライアルの選択画面が出てきます。
有料プラントライアルを選択した場合はクレジットカードの入力画面になります。
また少しアンケートが出てくるのでそれに回答すると登録完了です!
設定画面
元々色々な種類のテンプレートがあるのですが、ここではまっさらな状態からスタートし、Instagramライブにコメントをくれた人に対してダイレクトメッセージで文章や画像を送信する方法をご紹介します。
初回ログイン完了後、テンプレート選択が出てきますが一旦スキップをクリックします。
メインページ左の「Automation」選択から 右側「+New Automation」をクリック
すると初期設定ではテンプレートの選択画面が出てきますが、「Start From Scratch」を選択することでまっさらな状態から始められます。ある程度理解した後はテンプレートを使用したほうが早いかもしれません。
こちらが自動化設定の編集画面です。ノード型で直感的にわかりやすく作られています。
左側 When…というところがトリガー(きっかけ)を設定するノードですので、「+New Trigger」を選択します。
すると何をきっかけに自動化するかを選択できます。色々ありますが今回はInstagramライブにコメントをくれた人にDMを送りたいので、「User comments on your LIVE」を選択します。
ストーリーやポスト、リールにコメントしてくれた場合や、DMが送られてくることをトリガーにすることもできます。
次に、どのようなコメントに対して自動送信するのかを設定できます。
「massage is」というところをクリックすると、全てのコメントに送信[any message~]・特定のワードにのみ送信(完全一致もしくは部分一致)[message is/message contains]といった設定ができます。
特定のワードにのみ送信したい場合は、キーワードを追加します。複数設定可能です。
設定後は下部のSAVEをクリックしてトリガーの設定は終了です。
ちなみに、トリガーは複数設定することもできます。
次は右側のノード「Send Message」を選択しましょう。
すると設定画面が出てきますが、ライブコメントがトリガーの場合は、上部の「as Comment Reply」を選択しないとエラーが出るのでそのままにしておきましょう。
詳しくは省きますが、Instagramの仕様上こちらを選択する必要があります。
テキストボックスに送信するメッセージの内容を入力します。
また、「+Add Button」をクリックすると送信相手に選択肢を選んで貰えるボタンを設定できます。(ボタンは3つまで増やせます)
今回はこのボタンをクリックするとクーポン画像が送信されるシステムを設定してみます。
「Button title」に、ボタンに表示される文を設定し「Instagram」をクリックし、下部の「Done」をクリック。
すると右側に新たにノードが追加されました。追加されたノードの設定をしていきましょう。
先ほどと同じ流れですが、上部の設定で「Within 24 hour window」がデフォルト選択されています。そして、下部では画像や動画、音声などが選択できるようになっています。文章を消すこともできますが、ここでは文章と画像両方を送信することを想定して「Image」を選択していきましょう。
「Upload image」からPC内の画像を選択しアップロードします。
別サイト等でQRコード画像を作成し、お店やサイトで使えるQRコードとして送るのも良いですね。
右上の「Preview」をクリックすることで現在までの挙動を確認できます。
問題なければ最後に右上「Set Live」をクリックして完了です!
「Automation」タブにて、現在どの自動化が有効になっているか確認できます。
有効な場合は特に表示は無く、無効なもののみ「OFF」と表示されています。
以前、実際のInstagramライブでテストをした際のスクリーンショットです。
実際にちゃんと機能していることがわかりますね!
(ちなみにテストなので、↑のQRコードは弊社お問い合わせページへのリンクとなっています)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは最低限の基本的な機能の紹介のみでしたが、AIチャットボットを利用することによってInstagramへのエンゲージやフォロワーの増加を見込めるかと思います。ライブ視聴者やコメント数のアップも狙えますね。
もちろん弊社ではライブコマースの制作から配信まで全て一括で請け負うことが可能ですので、お気軽にご相談下さい!
配信先プラットフォームのご相談もお受けいたしますよ。
Manychatは他同様のサービスより比較的安価な有料プランに加入することでさらにいろいろな機能が使用できます!2週間無料のトライアル期間もあるので安心です。
この機会にぜひお試し下さい!