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番外編 J-LOD5の解説

 

こんにちは!GIFTVOX 映像事業部イイヅカです。
今回は、映像産業振興機構(VIPO)が実施している支援事業 J-LOD(5) (ストーリー性のある映像制作・発信を行う事業の支援)について解説したいと思います!

 

※本記事の内容は、記事投稿日現在のものです。
最新の情報は、特定非営利活動法人映像産業振興機構のウェブサイト等を
ご確認ください。

j-lod5.jp

 

J-LODとは

「J-LOD」は、経済産業省の予算を活用し、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が事務局となって実施する、映像コンテンツのための補助金事業です。
日本発のコンテンツを海外に広めることや、コロナ禍において公演の中止・延期を余儀なくされた事業者の救済を目的としています。細かい目的別に5つの事業支援があり、
日本発のコンテンツを海外に広めることや、コロナ禍において公演の中止・延期を余儀なくされた事業者の救済を目的としています。


J-LOD(1)
→海外向けのローカライズ&プロモーションを行う事業の支援
J-LOD(2)
→海外からの資金調達等のためのピッチングを行う事業
J-LOD(3)
→withコロナ時代におけるエンタメビジネスを行う事業
J-LOD(4)
→コンテンツ業界のDXに資するシステムの開発・実証を行う事業
J-LOD(5)
→ストーリー性のある映像制作・発信を行う事業


といった内容になっています。
イベントにおいて有料ライブ配信などを検討された事業者の方などは、J-LOD(3)の枠組みを検討したり、実際に申請したりしたことがあるのではないでしょうか。
今回は、一番最後のJ-LOD(5)(ストーリー性のある映像制作・発信を行う事業)
について、詳しく説明していきます。


J-LOD(5)について

概要

補助額の上限:1000万円
補助率:1/2
対象経費:映像制作費・映像発信費・効果測定費


令和4年9月30日まで公募受付中


この補助金では、以下の要件をすべて満たした事業を対象としています
①主としてデジタル配信を行う映像の制作であること
②ブランディングを目的として、事業者の姿勢や理念に対する共感を呼ぶ ストーリー性のある映像を新たに制作する事業であること
③完成した映像を発信し、その効果を測定すること
(引用:https://www.vipo.or.jp/u/J-LOD5_r3_youkou.pdf?220414)


ポイント

J-LOD(5)では、映像制作費の他に、映像発信費と効果測定費が対象経費として含まれています。これは、単に映像を制作するだけでなく、インターネット上に映像を公開し、それが拡散されているのか、狙った効果が得られたのかなどを検証しなくてはならないということです。

申請手順などが難しいこともあるので、単に映像を制作してくれるだけでなく、事前の申請や、その後のYoutubeや広告の運用なども含めてお願いできる映像業者を選ぶことが重要です。
また、J-LOD(5)の特設サイトでは、「ストーリー性のある映像」制作に当たってのポイントがいくつか明示されていますので抜粋して紹介致します。


映像制作の上でのポイントストーリー性とは何?

①宣伝的な意図(広告)を感じさせない
②楽しく、ワクワクして観られるエンタメ性がある
③映像の世界に入り込み、観た人が共感できる
④観た人が、映像をつくった企業や自治体の“ファン”になる
(引用:https://www.vipo.or.jp/u/J-LOD5_r3_points.pdf)


JLOD(5)では、企業のプロモーションビデオなどの応募や採択が多いようです。
通常、企業が作る・発注する映像は、商品やサービスの販売促進、求人用の企業紹介といった、宣伝を目的とした内容がほとんどです。もちろん、J-LOD(5)を活用したいとお考えの方も、何らかの宣伝効果を狙っての検討だと思います。しかし、宣伝的意図を感じさせない上で、楽しく、夢中になって観られる映像としなくては、J-LOD(5)の採択を受けることができません。
実際に採択された映像を観てみると、社員などの登場人物の日常や成長を描くようなストーリーが多いようです。

 

採択事例

J-LOD(5)の特設サイトでは、令和2年度の採択事例として以下の2つの作品をリストアップしていますので、紹介致します。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

細かい情報や、令和元年度の採択事例なども掲載されておりますので、詳しくはこちらからどうぞ。

j-lod5.jp

まとめ

「ストーリー性のある映像」を制作・発信することで、最大1000万円の補助金が受け取れるJ-LOD(5)のご紹介でした。
9月30日までに申請を行った場合、10月28日までに採否通知が来るそうです。
その後、令和5年2月28日までに事業を完了させる必要があります。
また、補助金の予算が無くなり次第、9月30日を待たずに申請受付は終了してしまいます。J-LOD(5)の活用を検討中の方は、なるべく早く準備を行い、申請することをお勧めします。

 

 

 

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